新人研修(3回目)

弘善会ブログ 投稿日:2021年12月15日

令和3年度弘恩苑の新人研修も3回目を迎えました。
今回の研修参加者は2回目に参加出来なかった職員。基本的には2回目と同じ研修を行います。

新人研修1回目2回目の様子はこちらからご覧いただけます。)

今回も取材担当者がお邪魔したのは午後から。
この時ヒヤリ・ハット、介護事故の研修を行っていました。

 

 

 

 

 

 

 

突然ですが皆様、ハインリッヒの法則をご存じでしょうか?

1件の重大事故の背景には29の軽微な事故があり、29件の事故の背景には300件のヒヤリ・ハットが存在するという法則なのだそうです。

弘恩苑の場合、令和2年に入院等を要した大きな事故が8件ありました。

これに対して介護事故と判断したものが233件、そしてヒヤリ・ハットが111件ありました。

相談員から「この数字聞いてどう思います?」と新人職員に質問。
「(ハインリッヒの法則に則れば)ヒヤリ・ハットが少ないと思う。」とは新人職員。
「普通に考えたらそうですよね?『もっと多くヒヤリ・ハットあるんちゃう?』って思いますよね。」とのやり取りがあり、
ではなぜヒヤリ・ハットが重要なのか?からこの研修が始まりました。

 

座学の次は場所を1Fに移して夜間緊急対応時の研修です。
緊急対応なので研修生達の周りも結構慌ただしくなってきました。

 

 

 

 

 

 

 

フロアが慌ただしくなる中、その横では通常業務の職員も働いています。
PC入力している職員とその横でPCをじっと見ているのは第2回目の研修を終えた新人職員。

 

 

 

 

 

 

 

本題に戻って、折角なので皆様に弘恩苑の夜間緊急対応を見ていただこうと思います。
(登場人物が異なるのは新人職員をなるべく沢山紹介したいからです)

 

 

 

 

 

 

 

夜、見回りの夜勤者Aがご利用者様のお部屋を見回りにきました。

 

 

 

 

 

 

 

あれ?ご利用者様の様子がおかしいぞ!

 

 

 

 

 

 

 

夜勤者Aは別フロアで働いている夜勤者Bに報告

 

 

 

 

 

 

 

2人でご利用者様の容態を確認。やっぱりおかしい!

オンコール対応の看護師に連絡しよう。

(細かくは書けませんがこの間、声掛け、バイタルチェック、その他諸々の確認、別フロアへの報告も行っていました。)

 

 

 

 

 

 

 

看護師に夜勤者Aが連絡を取り、ご利用者様の容態を報告。

 

 

 

 

 

 

 

看護師から心臓マッサージとAEDを使用するよう指示があったためAEDを持ってご利用者様の部屋に走ります。

 

 

 

 

 

 

 

その間、夜勤者Bは心臓マッサージを行います。

 

 

 

 

 

 

 

パットをつけAED作動、AEDと心臓マッサージはセットで行います。

 

 

 

 

 

 

 

そうこうする内に看護師が到着。
3人で心臓マッサージを交代に行いつつ看護師からの指示に従います。

看護師役の職員も「すぐにAEDを使用して下さい。」と指示する人、「すぐに行きます。」とだけ言い何も指示がない場合など、その都度異なる指示を出していたのが印象的でした。

弘恩苑の夜勤は常に4名体制。この間、緊急対応していない他の2名はAとBが担当するフロアと通常自分が担当しているフロアも見なければなりません。
新人職員から「これを私達だけでしなければいけなくなるかと思うと不安です。」と意見が出ました。
これに対し介護長から「新人職員だけで夜勤することはなく、常にベテラン職員がどこかのフロアに配置されるようシフトを組んでいるので、困った時は迷わずベテラン職員を呼ぶようして下さい。」と回答がありました。

 

「この業界におったら何回かは経験するよなぁ。」とは偶然居合わせた先輩職員。
またリーダーや看護師からは「どのような状況になっても慌てないように。」と説明がありました。

 

今回講師を務めたリーダーから

「新人研修と言っても教える方も一つひとつが教え方の勉強であり研修でした。新人職員が一人前になるということは、私を含めた弘恩苑職員を助けてくれることであり、弘恩苑が助かるということは、最終的に困っている利用者様やご家族様を助けることに繋がって来ます。早くそうなれるよう育ってもらえれば。」との言葉がありました。

 

いかがでしたか?全3回の新人研修。

 

 

 

 

 

 

 

介護は資格が無くても出来ることから「誰でも出来る仕事」とする人がいます。

反面、他人であるご利用者様の入浴、排せつ介助、看取り、そして築き上げる、利用者様やご家族様との信頼関係は、決して誰にでも出来る仕事ではありません。

“誰でも出来るかもしれないけれど、あなた(私)にしか出来ないこと”

弘恩苑は、そんな仕事をしたい人が集う施設です。


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