先輩職員の声(特別養護老人ホーム香色苑・介護職員・女性・7年目)

投稿日:2020年09月29日

※本記事は、職員へのアンケートに基づいて行ったインタビューを再構成したものです。

――弘善会に就職する前と就職してからのキャリアを教えてください。
学校を卒業後、就職して今年で7年目になります。

――学生時代の思い出があれば教えて下さい。
うどん屋さんでずーっとアルバイトをしていました(笑)

――弘善会に就職しようと思ったきっかけは?
曾祖母(ひいおばあちゃん)が要介護状態となった時に何もしてあげることが出来なくて、こんな自分にも何かしてあげられることはないだろうか?と感じたのが介護を目指すきっかけになりました。

――とはいえ、うどん屋のバイトから介護の世界ですか?
元々アルバイトと就職は全く別のものと考えていたのと、曾おばあちゃんを介助する家族やヘルパーさんを見ていたので、介護を身近に感じていたとは思います。

――あなたが考える、弘善会で働くことのメリットは何ですか?
職員だけでなく、利用者様も含めて色々な人と関わることで様々な考え方や介助方法など多く学ぶことがあります。多く学べるということは、それだけ吸収することがあるということで、自分の成長につなげることが出来る仕事だと考えています。

――仕事をする上で大切にしていることはありますか?
笑顔でいること、相手の想いを理解しようと努力すること、普段の生活の中で気軽に声をかけてもらえるよう努力しています。

――それってとても難しいことですよね?何かコツのようなものはありますか?
コツと言えるものはありませんが、まず相手の立場にたって物事を考えるようにしています。利用者様の想いを大切にしつつ、こちらからの意思が伝わらない時は、その利用者様にもっと関われるよう努力しています。

――今まで仕事をしていて、嬉しかったことを教えてください。
ある日、目が不自由でその日は俯き気味だったご利用者様の介助をさせてもらった際、ご利用者様がすっと顔を上げて「あんた○○ちゃん(スタッフ名)やな?」と私の顔やネームを見た訳でもないのに気が付いて声をかけてくれたんです。そして「あんたで良かったわ。」と言ってくれた瞬間は自分の事を頼りにしてくれていると実感でき本当に嬉しかったです。

――あなたのストレス解消法を教えて下さい。
ゲームやアニメ、コスプレの他、虫を育てたりもします。コスプレの衣装を自分で作ったり、虫を育てるため野菜の栽培も多少詳しくなりました(笑)

――コスプレをしている写真をUPしたいのですがいいですか?
コスプレの写真ですか!?(仕事のON、OFFがある写真が欲しいんですとか言いつつ半ば強引に写真を提供していただきました。)

 

――今後の目標はありますか?
資格が欲しいとかあまり考えていなくて、それよりも今と変わらず利用者様が声をかけやすい職員でいることと、利用者様が笑顔で過ごせる毎日のお手伝いをさせていただければそれで充分だと感じています。

――最後に求職者の皆様へメッセージをお願いします。
介護は決して楽な仕事ではありません。それでも誰かを想ってする仕事は自分を成長させてくれると信じています。私の場合、介護を通じて広い心を持つ事、人を思いやる気持ちを利用者様に学ばせてもらいました。まだまだ勉強不足な部分もありますが、それでも、“昔の自分よりも今の自分が好き”だと言えるくらいに成長させてもらいました。皆さんも介護を通じてこんな気持ちを味わってみませんか?

 

(取材担当者より)
取材時、軽い気持ちでコスプレの写真を掲載したいと提案したものの、いざ掲載してみると彼女の持つ魅力、存在感に圧倒されそうです(皆様、取材記事の内容、頭に残っています?)。インタビュー中はこんな素振り一切見せず、介護の楽しさを一生懸命語ってくれたスタッフです。
「私ってコスプレしたり、虫好きだったり、資格目指していなかったり変わってると思うんです。でもこんな私をみんな(香色苑)は受入れてくれるんです。」とは本人談。取材後、このことを施設長に報告すると「苑としては資格も目指して欲しいけれど、資格よりも利用者様とのコミュニケーションを大切にする本人の希望も尊重したい。」との話を聞くことができました。職員が利用者様を大事に想うのと同じく施設だって職員を大事にしているのが伝わってきました。
曾祖母様に関して「もしも今、曾祖母様に関われるとしたら、もっとこんな事出来たのにってことはある?」と聞いた際、涙ながらに語ってくれた心優しいスタッフです。その語りに思わずもらい泣きしそうになった担当者、この記事を読んでいただいた皆様にも取材担当者同様、スタッフが語る介護についての面白さを共有していただけると幸いです。

(注:本記事は2020年9月取材時点での内容です)


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