トレード研修(第1回)を行いました(その2)

投稿日:2021年12月24日

 

 

 

 

 

 

 

さてカーテンの問題提起(「前回の研修(その1)はこちらからご覧ください。」)の次に訪れたユニットでケアマネが確認していたのがトイレにある収納棚。
棚の扉に貼られているのはケア用品一覧表。
「これ、私が特養に勤務していた時に作りました。」とケアマネ。

介護の基本は「その人にあった事、物、考え方に合わせた生活のお手伝い。」よって職員目線で「高い、安い」や「手間がかかる、かからない」で判断するのではなく、利用者一人ひとりの身体状況や生活リズムによって、どのケア用品が合っているのかを判断するのが重要。
その際、“職員の手間暇だけでおむつやパットを選んでいないか”を再確認してもらうのに、この一覧表が一翼を担っているのだそうです。

 

 

 

 

 

 

 

朝から始まった研修も法寿苑の特養、短期全7ユニットを回り終える頃には既に夕方。
この間ケアマネは良い所、気付いた点を事細かにメモしていました。少しだけ見せてもらうと、そこには空調の強弱の設定からユニットに置かれている設えや物品のこと等々。
ご利用者様にとって何が最適で快適なのか探るべく取ったメモでびっしり。

 

 

 

 

 

 

 

研修後、特養の良い所、気づいた点、それから支援センターに持って帰れそうな特養のアイデアはありましたか?の質問に「今日は第1回目なので、カーテンが破れていたり、物が廊下にそのまま置かれていたり、悪い点に目が行きがちだったけれど、これを2回、3回続けるうちに、例えばショートご利用者様のお家でのこと等を、もっと気さくに情報交換出来たらいいなぁと考えています。」と返事がありました。

サービス向上に繋がりそうなことはありましたか?の質問には「それは沢山。」との返事。
次回以降の研修を経てどのように法寿苑が変わっていくのでしょうか?
また今回の研修の中で特養職員からも様々な意見やアイデアを聞くことが出来たのですが、この続きについては、その3でご報告させていただきます。


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