先輩職員の声 (特別養護老人ホーム法寿苑・介護職員・女性・2年目)

投稿日:2020年06月24日

※本記事は、職員へのアンケートに基づいて行ったインタビューを再構成したものです。

――弘善会に就職する前と就職してからのキャリアを教えてください。
福祉関係の学校に入学し勉強と実習を経験しました。在学中に国家資格を得て入社し今年で2年目になります。

  

――学生時代の思い出を教えてください。
放課後、電車の待ち時間と称して友人とお喋りするのが日課でした(笑)

――弘善会に就職しようと思ったきっかけは?
法寿苑に実習させてもらった際、ユニットケアの魅力に魅かれた事と利用者様の生活を大切にしながら仕事をする先輩職員の姿を見て弘善会で働きたいと感じました。

――実習での思い出はありますか?
ひとりの利用者様の様子について職員さんに質問した際、昔の事や既往歴まで詳しく教えてくれて、「こういう過去があって、この利用者様の今があるんだ」と、介護の奥深さに気づいた瞬間、この世界をもっと知りたいと感じました。

――あなたが考える、弘善会で働くことのメリットは何ですか?
先輩職員が優しく教えてくれることと、悩みの相談にも乗ってくれるので、不安なく自信を持って仕事に取り組むことができ、自分の成長を実感できることだと思います。

――もう少し詳しく教えてください。
同じ学校の先輩が法寿苑にいます。学年が異なるので学生時代は知ってはいるけど、喋ったことはない間柄でした。でも就職したら同じユニットに配属になって、知っている先輩がいるという安心感もあり話しやすくて、すぐに仲良くしてもらえました。そんな職場なので解らないことはすぐに聞けるし、伸び伸びやらせてもらいながら仕事を覚え、成長させてもらっているという印象です。

――仕事をする上で大切にしていることはありますか?
毎日、何か一つ目標を持って取り組みその日の課題にしています。利用者様が安全に過ごすことが出来るよう、常に目を配り少しの変化にも素早く気付けるように心がけています。

――ちなみに今日の目標を教えてください。
今日の目標は『丁寧な言葉遣い』です。

――なぜその目標に?
耳の遠いご利用者様には大きな声でお声をかけるのですが、大きな声になるとつい友達との会話口調になってしまいそうになるので、気を付けたいと考えて今日の目標にしました。

――今まで仕事をしていて、嬉しかったことを教えてください。
ご家族様が面会に来られた際、「頼りにしてますよ。」とか「若いのに良く気がついて動くね」と言われたことです。後でお話を伺うと、利用者様から家族様に「あの娘、本当に良くしてくれるんよ。」と言ってくださっていたみたいで、面会に来られた家族様からそのようなお声をかけていただいた時は本当に嬉しかったです。

――逆に今まで仕事をしていて、辛かったことがあれば教えてください。
体力的なことを言えば仕事の生活リズムに慣れるまでは本当に辛かったです。また精神的な面では緊急時の対応など、足手まといになっているのでは?と感じたり、もどかしい気持ちになることもありました。

  

――休日等、プライベートな時間の使い方を教えてください。
ドライブが好きでコロナ禍以前は気分転換によくドライブに行っていました。友人と行った五色台からみる夜景はとても良かったですよ!

――今後の目標は何ですか?
初心を忘れず利用者様と向き合って仕事をしたいです。自分自身がさらにレベルアップ出来るようこれからも一生懸命取り組みたいです。

――目標にする職員像のようなものがあれば教えてください。
周りに気遣いができて、指示がなくてもこなせてしまうような職員になりたいです。

――求職者のみなさんへメッセージをお願いします。
優しくて面白い職員が多い職場です。自分自身の成長を実感しながら私達と一緒に働いてみませんか?

 

(取材担当者より)
辛いことを聞いた際、それでもこの辛さを吹き飛ばすくらいの良い所が、この仕事には沢山あることを教えてくれました。スタッフ曰く(看取りに入った利用者様の対応には)不安や怖さもあるのだけれど、後から考えて「あの時、もっとこうしてあげればよかったと後悔しないように。」を心に仕事をしているそうです。
 “辛い、しんどいことよりも得られるものがそれ以上”だそうで、自分一人ではないと感じる瞬間があるのだそうです。「協力してくれるし、協力もします。誰かが協力してくれた際『助かったぁ』と私が感じるように、誰かに協力した際だって“助かった”そう感じて欲しい。そして実際に先輩職員から『助かったよ』そう言ってくれる瞬間に成長を実感できるんです。」と楽しそうに教えてくれました。さらに「こんな雰囲気の職場で働いているので今、とても楽しい。」とも語ってくれました。
 思わず担当者から「今、仕事楽しいのが伝わってくる。」そう言ってしまうほどバイタリティに溢れた新卒2年目のスタッフでした。

(注:本記事は2020年6月取材時点での内容です)


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