法寿苑企画委員

弘善会ブログ 投稿日:2021年11月12日

法寿苑で毎月行われている企画委員会を取材しました。

この委員会は法寿苑を良い施設にするべく様々な観点からアイデアを出し合い、委員から出たアイデアが、今後の法寿苑にどのようなメリットをもたらすのかを検討、検証する会議です。これまでの委員会で検討された結果、導入されたのものの代表例として、それまで紙ベースだった書類の電子決裁、出勤簿や勤務表、職員間の周知事項等の電子化などが挙げられます。

 

今回、法寿苑が挑戦しようとしているのが職員間のトレード研修です。

ある部署の職員を法寿苑内の他の部署へ研修生として参加させ、その部署で見学や体験をするというものです。この研修の目的は、①他部署の現場に入ることで違った視点から自分たちの職場を見ることが出来る、②他部署の職員が自分たちの現場に入ることで第三者からの指摘、助言を受け気付くことが出来る、の2点。職種間で生じる違った視点を最大限に活用し、お互いに新たな発見を促したい狙いがあります。

第1弾として法寿苑の特養が法寿苑支援センターに勤務する在宅のケアマネージャーを研修生として受入れます。研修生は特養の良い所やアイデアを支援センターに持ち帰ると同時に、特養では支援センターの良い部分を吸収し最終的に法寿苑全体のサービス向上に役立てたいと考えています。これが一定の成果を見た場合、第2弾、3弾として特養からデイサービス、支援センターへの研修やデイサービスから特養、支援センターへの研修も検討していくのだそうです。

お互いに刺激しあって選ばれる施設になるよう成長したいとは委員会メンバーの言葉。

この研修については、またご報告させていただきます。


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